【事務長として管理把握すべき業務】

200床以下の病院で 事務長として管理しなければならない項目を列挙してみます。事務長として自分で行うもの 部署に任せて総括管理するもの等ありますが年度を通して把握しなければなりません。組組織が小さいほど自分で実務を行う量が増えます。

1)職員給与確認・把握の必要 2)職員退職金の指示確認・把握の必要 3)医師数管理(確認・把握) 4)職員全員の各種免許証管理・確認・把握の必要 5)施設基準等の届出管理 6)各種報告・調査書類及びアンケート等の提出について 7)物品及び医療機器等の購入(適時、指示・把握が必要) 8)ボイラー、水道及びゴミ収集場の管理(緊急対応等把握または、指示が必要)9)医療用ガス供給設備・マニュホールド室の管理(緊急対応等把握または、指示が必要)⇒大まかな設備機械等の仕組みの把握 10)消防用設備等の管理業務 11)自家用発電機工作物の電気保安業務 12)清掃業務について(把握・管理) 13)産業廃棄物の運搬・処分業者⇒最終処分場の確認の必要あり。 14)麻薬管理者・施用者免許証の申請及び更新等手続き(保健所長) 15)簡易専用水道定期検査 16)エレベータの保守点検 17)職員の採用と求人  18)労働条件通知書(作成・確認) 19)職員の健康診断    20)病院構造物等の維持、管理 21)駐車場管理 22)出勤簿と休暇管理23)慶弔関係 24)研修会等への参加促進 25)社員マスターの作成  26)郵便物の管理 27)電話連絡網・自衛消防隊編成図 28)消防訓練実施 29)一次救命処置の職員訓練? 30)当直医師の勤務表作成 31)管理当直表・理事長のスケジュール表 32)従業員名簿の作成・更新 33)病院管理日誌確認 34)朝礼の実施 35)給与の支払い管理 36)非常勤医師の給与計算 37)源泉所得税の納付書 38)出張費用の請求・申請書について 39)非常勤医師の給与(翌日振込分) 40)病院奨学金 41)研修医の調整 42)病院行事の企画実行    43)診療体制の全体の把握 44)各医師との対応 45)病院の戦略の助言(一番に上げるべき事かも) 46)財務管理(健全維持)・銀行との折衝 47)トラブル対応 48)搬入業者との折衝 49)各種患者動向の調査分析 50)地域における自院の分析 

思いつくままに上げましたがけっこうあります。病院により多少異なりますが 小さな病院では少ない事務系職員で全部管理します。病院を維持するには 診療行為の他に これだけ管理しなければなりません。病院事務職の皆さんの参考になれば幸いです。

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