- 激動の1年でしたが、改めて振り返ってみましょう
- コロナ禍で起きた仕事環境の変化をプラスに捉えられましたか?
- こんな年だったけど、あなたの組織は、地域のためにどんな“チャレンジ”や“お役立ち”ができましたか?
12月を迎えて、年の瀬の雰囲気が伺えるようになってきました。しかし、今年はいつもと違う様相でもあります。ここでは多くを述べませんが、今年は新型コロナウィルスで世界が一変した1年でした。
医療や福祉業界においては、未知とのウィルスとの戦いの中、地域の生活を守る砦として、また地域住民の生活インフラとして、非常に苦労される環境だったのではないでしょうか。
また、日々の生活も一変しました。マスクの使用や手指消毒の徹底など、医療機関や福祉施設での感染制御策における当たり前が、日本国民の日常生活における当たり前となりました。
私は、こんな大変な時期だからこそ、この1年を振り返ることが非常に重要であると考えます。
例えば、この1年の間に、人との接触機会が減りました。仕事やプライベートでもオンライン上でのコミュニケーションが増え、多くのイベントにおいて『webにて参加』という選択肢が設けられるようになりました。
仕事上においても、今まで、研修や勉強会に参加する場合、直接現地に赴くことが普通でしたが、web上で参加するという行為も市民権を得るようになりました。
まさに、あなたがどこにいても、どんな研修や勉強会、イベントにローコストで参加できる環境になりました。
そんな機会を、あなた(若しくはあなたの組織)では、どのように活かすことができたでしょうか?
今までにリーチすることができなかった情報や人脈にアプローチできたでしょうか?
さらに、それをあなた自身の成長につなげることができましたでしょうか?
他にも、国内が感染対策ムード一色となる中、あなたの組織としては、どんな情報を地域のために提供することができたでしょうか?
こんなにも、国民が感染予防について、正しい情報を求めて錯綜することはなかったと思います。つまり、国民(地域住民)は、正しい情報を欲していた(今も欲していると思いますが…)と言えるかと思います。
あなたやあなたの組織は、地域に対して、どんな存在感を発揮しようとチャレンジしてきましたか?
おそらく、各施設にてできる限り、地域住民に正しい情報を伝えようと取り組まれてきたと思います。そのチャレンジの度合いが、成長の度合いであると思います。
このように、未知とのウィルスと戦った2020年、あなたやあなたの組織が、どんなチャレンジをしてきたか、そして、その結果、どんな成果を残すことができたのか。このことについて整理をすることは、大変意義のあることだと考えます。
社会が大きく変わるタイミングは、自分自身や自組織の“有り様”を見つめ直すきっかけであると考えます。
自分は何がしたいのか、何のために今ここにいるのか、そして社会の中で、何を果たすべきなのか…
おそらく2021年も、新型コロナウィルスを意識した環境は続くと思いますが、新年を迎える節目として、自分や自組織を見つめ直し、今回の環境変化をマイナスに捉えるのではなく、プラスの部分を探して、2021年もさらにチャレンジして、成長していきましょう。
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